Lifetime Homes Association, Japan

一般社団法人 ライフタイム・ホームズ協会

About Lifetime Homes

ライフタイム・デザインで家を考える

“Life Time Design” refers to a concept for designing long-term infrastructure (such as residences) whose key planning parameter is to be able to meet the needs of its users throughout their life cycle (from infants to the elderly). “IPC Accessibility Guide”

“ライフタイム・デザイン” は、 幼少期から高齢期まで、生涯を通してその人の必要に合わせて、長く使える生活の環境をデザインすることです。

家の設計を考えるとき、そこには未来を考えます。赤ちゃんだった子供が小学校に上がり、中学・高校を卒業して大学に入り、就職をして独立する。おぼろげに自分たちが年を取ることを考えますが、家が年を取った時の自分たちに対応しているかどうかまではあまり考えられていないのではないでしょうか。

子供を育てる
子供が独立する
退職する
年を取る
車椅子を使用する
介護をうける

家族の形態が変わり、生活の形態が変わり、身体の機能が変わる。家が色々な変化に対応出来るように、必要になったときに必要な変更が出来るように、建てるときから住み続けることを考えるのがライフタイム・ホームズの家です。

家族の形態が変わり、生活の形態が変わり、身体の機能が変わる。家が色々な変化に対応出来るように、必要になったときに必要な変更が出来るように、建てるときから住み続けることを考えるのがライフタイム・ホームズの家です。

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社会資本としての住環境研究会

<社会資本としての住環境研究会 第13回>
スウェーデン、カナダにおける教育のインクルージョンと学校建築

■日時 2023年3月24日(金)10:00〜11:50
■Zoomによるオンラインセミナー
■参加費 無料
■レクチャー
 スウェーデン、カナダにおける教育のインクルージョンと学校建築
 菅原麻衣子さん(東洋大学・人間環境デザイン学科 教授)

主催:一般社団法人 LIFETIME HOMES ASSOCIATION

詳細はこちら
チラシPDF

これまで研究会では、社会的共通資本としての「制度資本」である地域包括ケアシステムに必要な「社会的インフラストラクチャー」としての住宅のあり方として、ライフタイム・ホームズという設計基準を紹介してきました。さらに地域で暮らすためのアクセシビリティを整備する、ライフタイム・ネイバーフッズについて考えてきました。
年齢/障害などにかかわらず、だれもが今いる地域コミュニティの中で暮らし続けるためには、その地域のサービスを充分利用でき、さらにはその地域の人と交流し、その地域で活動できることが重要であり、そのためにその人の住まい方にあった地域の居住環境が整備されていることが欠かせません。生活が地域とつながり続けるためには、住宅や建築、地域のデザイン、そして制度システムや地域ネットワークには何が必要なのでしょうか。
シリーズ第7回となる今回は、建築やまちのバリアフリー・ユニバーサルデザインがご専門で、デンマーク建築研究所でも一年間、現地のまちのアクセシビリティ、および教育のインクルージョンに関する研究に取り組んできた東洋大学教授の菅原麻衣子さんに、デンマークに続きスウェーデン、カナダの通常学校における教育のインクルージョンについてお話を伺います。

■ レクチャー概要
「スウェーデン、カナダにおける教育のインクルージョンと学校建築」
 2022年8月に国連の障害者権利委員会において、対日審査が実施されました。これは障害者権利条約を批准した日本が、その条約のもとに社会制度・環境の改善に十分に取り組んでいるか審査されるものです。結果として、第24条の教育については、インクルージョンの観点において非常に厳しい評価が突き付けられました。
 欧米を中心として多くの先進国は特別支援学級・特別支援学校の数を減らそうとしている中で、日本はいまだ増加傾向にあり世界の潮流と逆行します。“ノーマライゼーションの精神”の土壌を培ってきたスウェーデン、多文化・多民族国家のもと多様性が当たり前のカナダにおいて、インクルーシブ教育の展開や、それを受け止める学校施設とはどのようなものか、現地の学校事例をご紹介しつつ、日本の教育や学校の既成概念にヒビを入れていきたいと思います。

■講師
菅原麻衣子さん(東洋大学・人間環境デザイン学科 教授)

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 当研究会では、「社会資本としての住環境研究会」として定期的に勉強会を開催する予定です。福祉制度における「社会資本としての住宅」の役割に加え、地域においてどのような住環境が提供されるべきなのか、といった「社会的インフラストラクチャー」としての住宅と地域のあり方を探っていくことを目的とした研究会です。