社会資本としての住環境研究会 第10回

住み続けられる地域をつくる/考える 5

デンマークにおける教育のインクルージョンと学校建築

2022年2月5日(土)
14:00〜15:50(13:50入室開始)

■Zoomによるオンラインセミナー
    お申込後、ミーティングIDをメールでお送りいたします。

チラシPDF

主催:一般社団法人 LIFETIME HOMES ASSOCIATION

■趣旨
これまで研究会では、社会的共通資本としての「制度資本」である地域包括ケアシステムに必要な「社会的インフラストラクチャー」としての住宅のあり方として、ライフタイム・ホームズという設計基準を紹介してきました。さらに地域で暮らすためのアクセシビリティを整備する、ライフタイム・ネイバーフッズについて考えてきました。
年齢/障害などにかかわらず、だれもが今いる地域コミュニティの中で暮らし続けるためには、その地域のサービスを充分利用でき、さらにはその地域の人と交流し、その地域で活動できることが重要であり、そのためにその人の住まい方にあった地域の居住環境が整備されていることが欠かせません。生活が地域とつながり続けるためには、住宅や建築、地域のデザイン、そして制度システムや地域ネットワークには何が必要なのでしょうか。
シリーズ第5回となる今回は、建築やまちのバリアフリー・ユニバーサルデザインがご専門で、デンマーク建築研究所でも一年間、現地のまちのアクセシビリティ、および教育のインクルージョンに関する研究に取り組んできた東洋大学教授の菅原麻衣子さんに、デンマークの通常学校・特別支援学校における教育のインクルージョンについてお話を伺います。

■プログラム
14:00-14:05:開催挨拶
14:05-15:05
デンマークにおける教育のインクルージョンと学校建築
 菅原麻衣子さん(東洋大学・人間環境デザイン学科教授)
15:10-15:50:ディスカッション・質疑応答

■レクチャー概要
 私たちが初めて親の手を離れ、自分自身で通い始める地域の場、それが学校です。学校は小さな社会でもあります。多くの子どもは小学校入学を家族と心待ちにします。しかしながら障害があるという理由で、その当たり前のはずの小学校入学が絶たれてしまう子たちがいます。
 欧米を中心として多くの先進国は特別支援学級・特別支援学校の数を減らそうとしている中で、日本はいまだ増加傾向にあり世界の潮流と逆行します。ノーマライゼーションの精神のもと、デンマークでのインクルーシブ教育の展開や、それを受け止める学校施設とはどのようなものか、現地の学校事例をご紹介しつつ、日本の教育や学校の既成概念にヒビを入れていきたいと思います。

■講師
菅原麻衣子さん(東洋大学・人間環境デザイン学科教授)

■申込み
 参加費 無料
 締め切り 1月31日(月)
 定員 50名
情報保障:
文字通訳による字幕表示

参加お申し込みをフォームよりお願いします
お申し込みフォーム

 当研究会では、「社会資本としての住環境研究会」として定期的に勉強会を開催する予定です。福祉制度における「社会資本としての住宅」の役割に加え、地域においてどのような住環境が提供されるべきなのか、といった「社会的インフラストラクチャー」としての住宅と地域のあり方を探っていくことを目的とした研究会です。

*第1回研究会「地域の中で考える住宅のあり方について」2018年1月
*第2回研究会「わたしと地域の回復—多様性のまちづくり」2018年4月
*第3回研究会「地域と住宅」2018年12月
*第4回研究会「ライフタイムホームズの住宅 —今泉台—」見学会 2019年6月
*第5回研究会「地域コミュニティとグループリビング」2020年9月
*第6回研究会「重度障害者が地域に暮らし続けるための住環境」2020年12月
*第7回研究会「ひとの感覚から空間デザインを考える」2021年2月
*第8回研究会「障害者の雇用から考える「まちに住む」ということ—当事者参加の実践」2021年6月
*第9回研究会「高齢社会のすまいをつくる—‘64パラリンピックから続くバリアフリーの道」2021年9月

社会資本としての住環境研究会

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